朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦の間に初めて道路の橋が架かりました。国境の川・豆満江を越えて朝鮮・羅先とロシア・ハサンをつなぐ「ヤコフ・ノビチェンコ名称豆満江自動車橋(야꼬브 노비첸꼬명칭 두만강자동차다리 Tuman River Motor Bridge Named after Yakov Novichenko)」の竣工式が9月7日に行われ、両国の自動車が互いに乗り入れ始めました。
(2026年9月8日)

鉄道のみの朝ロ間に初の道路

朝鮮の労力英雄である赤軍将校の名が付けられた「ヤコフ・ノビチェンコ名称豆満江自動車橋」は、国境を越えて朝鮮とロシアをつなぎます。朝鮮の北東端、豆満江の河口(東海)からおよそ16km上流の地点までがロシアとの国境となっており、この間に架かる橋はこれまで鉄道のみでした。自動車橋は鉄道橋の約500m下流に建設されています。
タス通信によると、新設された国境道路の全長は約5km、橋の部分は約1kmに及びます。国境検問所も建設され、ロシア政府によると、ロシア側のハサン自動車国境検問所は、最大で1日あたり300台の車両と2,300人以上の人員を処理できるとしています。
陸続きの隣接地域 経済交流活性化へ
なおこの自動車橋は、運輸建設対象の協力に関する両国指導者間の合意事項であり、わずか495日の短期間で建設されました。朝鮮中央通信では、「両国間の経済協力の重要なインフラが構築、補強され、人的交流と観光、商品の流通をはじめとする多面的な協力を活性化していける保証がもたらされた」としています。
この自動車橋の開通により、羅先からウラジオストクまで自動車で5時間圏内(通関時間を含まず)に入ることとなり、朝鮮とロシア、とりわけ羅先市や咸鏡北道などの北東部と沿海地方の経済交流活性化が期待されます。
🇰🇵朝鮮と🇷🇺ロシアを結ぶ道路橋が開通🎊 pic.twitter.com/BV3BqclJJi
— 朝鮮の旅風景 DPRK trip (@dprktrip) September 7, 2026