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平壌の観光情報

平壌(평양 ピョンヤン):整然とした街並みと雄大なモニュメントが特徴的な朝鮮民主主義人民共和国の首都にして経済・文化・観光の中心地。社会主義文明国・朝鮮を象徴する活気あふれる都市は、グルメやショッピング、様々な体験も楽しめます。

平壌はこんな街

東平壌(by Mario Micklisch)

雄大な大同江に抱かれた平壌は、とても広々として緑が多い公園のような都市です。中心部には朝鮮八景の一つである牡丹峰モランボンがあります。

社会主義様式と伝統様式が融合した重厚かつ美麗な建物と革命的な巨大モニュメントが立ち誇り、再開発で登場した現代的な建物が建ち並びます。それでいて調和の取れた都市景観が特徴です。

商業広告看板が見当たらず、その代わり随所に配置された革命的なスローガンや宣伝画がアクセントをもたらします。

近年現代的で良質なサービス施設が増加し、夜はライトアップが街に彩りを添えるなど、独自に発展し続ける「社会主義文明国」を体現した地となっています。

人民大学習堂(by 平船智世子)/祖国解放戦争勝利記念塔(by Mauricio Moreno)
政府総合庁舎(by Clay Gilliland)/倉田通り(by Clay Gilliland)
紋繍遊泳場(by Uri Tours)/チュチェ思想塔(by John Pavelka)

このモニュメントがすごい

民族の誇りを表したような雄大さ。今にも動き出しそうな躍動感。社会主義朝鮮を象徴した首都のモニュメント(記念建造物)がすごい。

万寿台大記念碑(by Mauricio Moreno)

万寿台マンスデ大記念碑:金日成主席、金正日国防委員長の両銅像は写真で見るより遥かに大きく、そして都市景観と調和しています。

大型群像(by Nicor)

一人一人リアルな表情・動きをしているのがよく分かる群像の彫刻。抗日革命闘争と社会主義建設の歴史を表現していて、群像一つ一つに意味があります。

千里馬銅像(by Clay Gilliland)

千里馬チョルリマ銅像:万寿台の北側にあります。翼が生えている伝説の馬で今まさに飛び立とうとしているかのような配置。朝鮮映画のオープニング画像にも登場する朝鮮革命の象徴です。

凱旋門(by Mario Micklisch)

凱旋門:パリのそれより大きく、よく見ると朝鮮伝統の建築様式の要素がみられます。ここは朝鮮が日本帝国主義の植民地支配から解放された1945年、金日成将軍が凱旋し、「独立万歳」と喜ぶ10万人の市民に向かって演説を行った記念の場所。同氏が革命を志した1925年とともに年が刻まれています。

チュチェ思想塔(by Clay Gilliland)

チュチェ思想塔:朝鮮の指導思想である「チュチェ(主体)思想」を象徴した石塔で高さ170m。40-50階建の超高層ビルに相当する高さがあります。内部にはエレベータがあり、高さ150mのところまで昇れ、そこから市内を一望できます。

党創立記念塔(by Uri Tours)

党創立記念塔:労働者、農民と知識人を象徴する3つの腕と槌、鎌、筆。朝鮮の執権政党である朝鮮労働党の創建50周年を記念しており、高さも帯の直径も全て50mと徹底。内側には党の歴史が刻まれています。大同江を挟んで万寿台大記念碑と対になっているので配置の面でも完璧です。

祖国解放戦争勝利記念塔(by Clay Gilliland)

祖国解放戦争勝利記念塔:ナンバー1彫刻として挙げたいのがこの塔。進撃する瞬間を切り取ったような朝鮮人民軍兵士の迫力が凄まじい。米帝を跪かせ停戦協定を勝ち取った祖国解放戦争(朝鮮戦争、1950年-1953年)を記念している彫刻像です。祖国解放戦争勝利記念館は、実際に戦争時使われた兵器などが展示されており、目を背けたくなるような生々しい写真もありますが、戦争の現実を学べる貴重な場所となっています。

美しい地下鉄

地下鉄(by Mario Micklisch)

長いエスカレータで下りるとそこは“宮殿”だった。シャンデリアに彫刻、壁画。首都の動脈である地下鉄は、「地下宮殿」とも呼ばれる豪華な装飾の駅と「勝利」・「革新」・「楽園」といったような駅名が特徴です。1973年9月に開業しました。市街を2路線でカバーしています。各駅は駅名に合わせた装飾となっています。

史跡も多い高句麗の都

東明王陵(by Roger Shepherd)

東明王陵トンミョンワンヌン:紀元前から西暦668年まで存在した封建国家・高句麗を建国した東明王(高朱蒙)の陵墓です。427年の平壌遷都の際に現・力浦区域に移されました。高句麗古墳群として世界遺産に登録されています。

大同門(by David Stanley)

大同門テドンムン:西暦586年に築かれた平壌城の東側の門です。現在見られるのは後年再建されたものですが、一見近代的な平壌にも高句麗の都を今に伝える史跡があります。

食べる・楽しむ

地図

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